データ移行レベル別攻略ガイド:最適な移行方法を見つけよう!

freee移行の際に、前期以前のデータをどう移行すべきかは悩ましいところです。 「前期のデータはどこまで入れるべきか?」 「仕訳も全部入れないとダメ?」 そんな悩みをお持ちのあなたへ、freeeデータ移行レベル別攻略ガイドをご用意しました!

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更新日時:2025/08/27 14:20

【どこまでデータが必要?前期データの移行レベルの確認】

◆目的によって必要な移行の粒度を確認しましょう!

[レベル1:前期データの移行はしない]

▼こんなときにオススメ! 

  • とにかく早くfreeeを使いたい
  • 前期比較はfreeeでできなくてもOK
  • 前期の仕訳は移行元のソフトでいつでも確認できる

[レベル2:科目ごとの前期残高を移行(年単位)]

▼こんなときにオススメ!

  • 早めにfreeeを使いたい 
  • freeeで年単位での前期比較ができればOK
  • 前期の仕訳は移行元のソフトでいつでも確認できる

[レベル3:科目ごとの前期残高を移行(月単位)]

▼こんなときにオススメ!

  • 早めにfreeeを使いたい 
  • freeeで月単位での前期比較ができればOK
  • 前期の仕訳は移行元のソフトでいつでも確認できる

[レベル4:前期仕訳をすべて移行]

▼こんなときにオススメ!

  • ​freeeで仕訳の粒度で前期比較を行いたい
  • データ移行のための、時間と資金のリソースがある

◆ レベル別の大まかな流れ

[前提]

  • ​進行期:X年度、前期:X-1年度
  • freeeの特徴
    • 前期データを移行する場合、X-1年のインポートと締め処理を行わないとX年の期首残高が固まらない

[レベル1:前期データの移行はしない]

  • freeeの会計期間をX年度に設定
  • 開始残高にX年度の期首残を入力
  • X年度の記帳を開始

[レベル2:科目ごとの前期残高を移行(年単位) ]

  • freeeの会計期間をX-1年度に設定 
  • 開始残高にX-1年度の期首残を入力
  • X-1年度の科目ごとの前期残高を振替伝票で登録
  • freeeの年度繰り越しを実行
  • X年度の記帳を開始

[レベル3:科目ごとの前期残高を移行(月単位)]

  • freeeの会計期間をX-1年度に設定 
  • 開始残高にX-1年度の期首残を入力
  • X-1年度の科目ごとの前期残高を振伝で登録(月単位)
  • freeeの年度繰り越しを実行
  •  X年度の記帳を開始

[レベル4:前期仕訳を全て移行]

  1. freeeの会計期間をX-1年度に設定
  2. 開始残高にX-1年度の期首残を入力
  3. X-1年度の仕訳をインポート
  4. freeeの年度繰り越しを実行
  5. X年度の記帳を開始

[仕訳のインポート方法]
① freeeのデータ移行サービスを利用する(有料)
② bixidを利用してインポートデータを作成する(認定アドバイザー限定、有料)
③ 自分でインポートする(詳細はこちら)​
上記1~4まで代行してくれます。(詳細はこちら)​
上記3.の処理をbixidによって効率的に行えます。(詳細はこちら)​
Excelの操作についての知識や、会計ソフトにcsvでデータを流し込む経験がない場合は多少扱いが難しいです。

◆ヘルプページ 

【進行期データの移行方法】

freeeを期の途中から利用を始めたため、進行期の仕訳が既に他ソフトにある場合は移行が必要になります。

データの移行には次の方法があります。

  • 手動で入力する
  • 自分でインポートする
  • bixidを利用する(認定アドバイザーのみ、有料)
  • freeeの代行サービスを利用する(有料)

​仕訳を自分で移行する時の注意点

Excelの操作についての知識や、会計ソフトにcsvでデータを流し込む経験がない場合は多少扱いが難しいです。



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