取引先タグの名揺れが起こった際の対処法

取引先の表記ゆれが起こると正しく残高管理できません。起こってしまった場合の対処法をご紹介します。

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更新日時:2024/02/29 12:16

表記ゆれが起こったら

表記ゆれが発生したら名寄せし一方を削除することになりますが、既に使用されているタグは削除できません。設定画面で削除できない場合には次の点をチェックしてみましょう。

 事前に防ぐためのポイントはこちら

取引先タグが削除できない時の確認手順

確認ポイント
見つけた場合の対処方法
① レポート>総勘定元帳 でタグで検索
※ 前期以前も検索しましょう
※ 他のレポート機能に比べ、検索も一括変換も行いやすいためおススメです
タグを一括変換する 手順はこちら
※過年度の取引・仕訳で使用されている場合には削除できません。文末の「削除できないときは」を参照ください。
※(一括変換できないケース)請求書、支払依頼、経費精算から作成された取引は一括変換できないため、1件ずつ各作成元のページを開いて修正します。
② 取引テンプレートにタグが使われているか確認
テンプレートのタグを修正
③ 振替伝票テンプレートにタグが使われているか確認
テンプレートのタグを修正
④ 自動登録ルールにタグが使われているか
※タグでの絞り込み機能はないため「ctrl+F」でブラウザの検索機能を使用すると便利
自動登録ルールのタグを修正
⑤ 勘定科目の内訳にタグが使われているか
勘定科目の内訳の解説はこちら
※タグでの絞り込み機能はないため「ctrl+F」でブラウザの検索機能を使用すると便利
勘定科目の内訳からタグを修正
⑥ 資金繰りレポートの想定入出金の一覧にタグが使われているか
資金繰りレポートの使用方法はこちら
想定入出金内のタグを修正
⑦ 開始残高の設定にタグが使われているか
※freee利用開始1期目のみ「設定」メニューに「開始残高の設定」が表示されます
開始残高の内訳を修正 
⑧ 支払いテンプレートにタグが使われているか
※プロフェッショナルプラン以上のみ
テンプレートのタグを修正
⑨ freee会計以外のその他プロダクトで使われている場合
・freee請求書
・freee受発注
・freee販売
など
使用されているプロダクトで修正する。
修正できない場合は文末の「削除できないときは」を参照

削除できないときは

上記の対処法にて削除できない場合には、今後誤って使用されないよう対策しましょう。

対策案① タグの設定で入力候補を「使用しない」に変更

手順:タグの設定画面で「入力候補」欄を「使用しない」に設定します

注意点

  • 画面での新規登録はできませんが、インポートでは登録できます
  • 検索条件に出なくなります

対策案② タグの名称に「※使用しない」などの文言を付与

注意点

  • 試算表などのレポート上も変更後の表記で表示されます。
  • 過年度についても画面上は変更後の表記に変わりますが、既に作成されている決算書・申告書には影響しません



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